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【経験談】未経験の部活顧問になるのは割とある話「現役教員がぶっちゃける」【部活顧問の闇】

KEI
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どうも、けいです。

私立高校の講師をしながらブログ書いてます。

さて、先日に下記のツイートをしました。

 

 

教員も7年目になりました。
割とある話ですが、未経験の部活動の顧問に就く教員は多いです。
私の勤めてる所は、おおよそ半数が未経験で顧問・副顧問を受け持っています。実際自分はバスケ部でしたが、昨年まで全く縁もゆかりもないある外部活、今年から茶華道部とアニメーション部を持っています。

  

上記のツイートに関して深掘りし、高校部活の顧問の実態をぶっちゃけます。

私は中高一貫の私立高校勤めですが、公立教員(公務員)から聞いた話も織り交ぜたいと思います。

 

部活動を見たくて教員になる人はいいのですが、正直そうでない人も多いはず。そんな人はぜひこの記事を読んでいただけたらと思います。

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未経験の部活顧問になるのは割とある話

部活動の顧問となると、熱血教師みたいなイメージを持つ方が多いのではないでしょうかね。

でも実際、そうでない教員も割と多いです。

なぜなら、全員が経験したことのある部活を持っているわけではないからです。

体育教師なら部活動ありきで教員になった人も多いと思いますが、国社理数英の5教科の教員はそうでないパターンがある。「学級経営」「担任業務」「教科指導」に熱を注ぎたい教師もいるということです。

 

下記では、部活動がある「中学校・高校部活顧問の実態」と「私のこれまで部活動顧問の経歴」を紹介します。

中学校・高校の部活動顧問の実態

公立中学校

公立の中学校では、学校によっては「部活動の加入を強制」しているところもあり、かなり闇が深いです。酷いところだと、全員運動部に入れ!なんて言われるところもあるんだとか・・・。

義務教育ということもあり、勉強プラス部活動も学校活動の一部として捉えているところも多いため、部活を持たされる可能性大です。

この中学校の部活顧問で心が病んでしまう人が多いのではないでしょうか。

公立高校 

中学校ほどでなはいが公立はその可能性もまあまああります。とくに教員の年齢層が高い高校だと、若手に部活が振り分けられます。

知り合いの教員の方の話になりますが。科目が理科で、理数科の担任プラス進学講座を持っているのにも関らず、全くの未経験の陸上部の顧問を持たされていました。17時とか18時に講座が終わった後、片道車で15分以上かかる競技場まで行って19時過ぎまで部活を見るという鬼勤務です。ついでにそこから学校に戻って仕事です。あまりにも時間が無さすぎて学校の近くに引っ越したそうです。

いろいろ突っ込みどころがたくさんありすぎて・・・。

私立中学校

私立の中学校は都道府県市町村でそんなに多くはないと思います。母数が少なく、部活動の数もそれほど多くない。

しかし中高一貫学校の、併設された高校の部活を持たされる可能性もあります。

私立高校

教員の人数が足りていれば、持たされる可能性は少ないです。

私立高校は雇用が常勤と非常勤に大きく別れており、常勤の教員の勤務年数が浅い若手は割と持たされることが多いです。

常勤だと、経験部活か人事異動で顧問・副顧問が足りてないところに振り分けられる。

非常勤は結構稀ですが、校長や教頭から直接頼まれる場合。あと、同期の部活動顧問から頼まれる場合があります。(私はこのパターンでした)

私のこれまで部活動顧問の経歴

私立高校の講師(教科は数学)暦7年を振り返りながら、部活動顧問の経験を紹介します。

 

講師歴7年を振り返る

1年目:授業(週18コマ)、教材研究で精一杯、車の免許取得

2年目:授業(週19コマ)、コンビニでアルバイト

3年目:授業(週19コマ)、同期にお願いされ運動部の副顧問を持たされる

4年目:授業(週20コマ)、運動部副顧問2年目

5年目:授業(週19コマ)、運動部副顧問3年目、パチンコの朝清掃のアルバイト

6年目:授業(週18コマ)、部活動副顧問4年目、パチンコの深夜清掃のアルバイト

7年目:授業(週17コマ)、茶華道部・アニメーション部に異動、パチンコの深夜清掃のアルバイト、ブログ書き始める

  

私の勤める私立高校は生徒人数の多い学校で、理数科などの数学の授業時数が多い学科もあります。数学の教員は常に人数が足りておらず、私だけでなく多くの教員が週17〜22コマ授業をしています。多分公立の教員からしたらハードモードかもです。(公立は平均15〜17くらいだと聞きました)

個人的には4年目、5年目は死亡していました。週に1日しか休みがなく、連休は夏休みのお盆の時期に1回(3日ほど)と、年末年始に1回(3〜4日ほど)でした。休日は疲れ切って睡眠。連休中はもちろん混んでいるためボーッと過ごし・・・みたいな。人として生きているのか実感がない状態でした。

「このままだと体壊す!精神が崩壊する!」と思っていたところ、6年目で運動部の顧問がそれまでの2人体制から4人体制(1人は外部のコーチ)に変わり、やっと一息つけた感じでした。6年目の昨年は、3年生の大学進学クラスを2つ、3年の講座を2つ(センター対策と一般入試対策)を持っていたので、正直部活に行ける時間が少なかったのでありがたかった。

7年目の今年

7年目の今年、運動部の顧問の人数が足りているということで、茶華道部とアニメーション部の副顧問になりました。現在は週に2〜3日程度で、土日部活なしで生活しています。

今年は時間的にも精神的にもかなり余裕があったので、今後の自身の働き方について考えていたところ、ミニマリストにたどり着き、ブログを始めました。去年までの部活動一色の生活をしていたら、きっとこうしてブログは書いてないと思います。

部活動に消耗している教員は多い

これまでの私がそうだったように、部活動に消耗している教員は多いと思います。

私はたまたま運良く運動部から解放されましたが、昨年までのような働き方をしていたら、正直どうなっていたかわかりません。「ずっと教員を続ける」思っていたかもしれないし、ある日突然「辞めてやる!」となったかもしれない。

それくらい、日々目の前のことで精一杯で、自分の時間とか、将来とか、考える気力がない状態でした。完全に思考停止ですね。

その状態であることが、学校現場では「普通」と思っている人が多い。家族や友人とかに話しても「大変だね・・・」くらいの会話で終わります。

SNSなどで情報を集めるべき

現在部活で消耗している人、これから教員になって部活を持つかもしれない・・・という人。

まずは、SNSなどで多くの情報を集めましょう。

私自身、Twitterはこれまで趣味程度で使っていましたが、これほどまで部活動に対して悩んでいる人が多いだなんて考えもしませんでした。

教員は聖職だなんて言われていますけど、個人個人は一社会人ですし、やりたいこと・やりたくないこと人それぞれあります。部活動をやりたい人もいれば、やりたくない人もいます。

その置かれた現状が、自分にとって本意なのか不本意なのか。今後も続けていべきなのか。悩んだら、SNSで情報を調べましょう。色んな人の意見を見てみましょう。

思考停止した状態では、「自身の意見が正しいのかな・・・」「私って薄情なやつじゃないかな・・・」とか、「もっと頑張れる」「我慢できる」など良い方向にはいきません。

客観的に、部活動の良さ・悪さ、自分の働き方がどうなのかを比べてみましょう。それからどう行動するか決めればいいのです。

まとめ

ここまで書いてきましたが、私は部活動に対して「良いところ」もあると思っています。部活動の生徒との繋がりはおそらく一生消えないでしょうし。何より教科指導ではない、生徒の人間性や、努力を見ることができるからです。

ただこれはやりがいの話であって、勤務時間や給料面とは話が別です。

生徒のことは好きですし、教えることにやりがいはある。ただ、働く環境として無視できないほどの過酷さなんです。

教員の仕事は、部活動は+αだと思っています。そこに熱を注ぎたい教員が注ぐべきです。

 

この記事を読んで、少しでも部活動のあり方について考えてくれる人が多くなればいいな・・・と思います。

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