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【現役教師が思う】問題文読めない学生が増えている話

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どうも、けいです。

静岡県内の中堅私学高校の数学教師をやっております。

 

さて、先日に校内の教員の間で話題になったのが、「問題文読んで理解できない生徒が増えてきた」という話です。

もちろんそういった学生は、昔から一定少数いたのですが、最近はその数が増えてきたのではないか?という話になったんですね。

今回はその理由を深掘りしてみました。

 

「やば、自分のことかな・・・」「自分はそうなりたくない!」と思う方

お子さんに「もうちょっと勉強を頑張ってほしい!」「総合的に学力が伸びてほしい!」という親御さん

ぜひ読んでみてくださいね。

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【現役教師が思う】問題文読めない学生が増えている話

今回の上記の議題について話していた教員は、数学科、国語科、社会科の計7名でした。

私の勤める高校が、静岡県の中堅私立というバックグラウンドを踏まえての話になりますが。

先ほど述べたように、問題文が読めない学生は、昔から一定少数いたのですが、最近はその数が増えてきたのではないか?という話になったんですね。

 

少し極端な例になりますが、中堅高校の学年順位の下位5%の学生になると

数学の問題で「命題〜〜〜についての真偽を述べよ。」という問題があるのですが、その試験問題を見つけるのが困難なレベルなんです。

「真偽を述べよ」ですから、実際に「真」か「偽」の2択で答えるだけなんです。(命題の条件について考える必要はありますが)

その問題自体をテストの問題用紙から見つけるのが困難なんですよ。(マジです)

文章の読解レベルが高校生では、ないですよね・・・。

 

読解レベルがこんな感じですと、論述がある国語や社会だけでなく、すべての教科について、応用問題を解いていくのは厳しいのが現状です。

 

原因・理由は何か?

とくにその症状(読解レベルがかなりヤバい)学生が増えてきたな・・・と感じたのが、現在(2019年度)の高校1年生からです。

この学生たちの特徴は、完璧な「SNS世代」「スマホゲーム世代」「YouTubeなどの動画世代」なんですね。

ほとんどの情報は、インスタなどのSNSのストーリーや画像、、YouTubeの動画でしています。

ほとんど活字を読んでいないんです。

これは先日に実施した、「夏休みにどんな本を読んだか」というアンケートを実施した結果からも明らかだと思います。

▷ 【驚愕】現役高校生の8割が「本を読まない」という事実【学生に聞いてみましたvol.1】

 

本を読んでいる数、ようは活字を読んでいる数が圧倒的に少ない。よって、文章を理解することが困難になっているのではないか?ということですね。

写真や動画でしたら、視覚や聴覚など直感的に情報が入ってきますし、インパクトにも残ります。

それが良い影響を及ぼす場合(記憶に残りやすいなど)もありますが

物事の本質を捉えたり、物事を深く考えて理解する、という点においては、どうしても写真や動画でスキルを伸ばすことは難しいように思います。

 

解決策①勉強する

別に学校のテストがすべてという訳ではありません。

自分で生きる術(スキル)を身につける。それが教育の終着点で良いと思います。

しかしそのためには、ある程度の基礎である知識、教養、読解力、判断力、思考力、情報収集力、取捨選択能力などを鍛えておかなければ、今後生きていく上でのスキルを身につけるのは厳しいと思うのです。

その基礎を養うのが、学校教育なんです。

その学校教育を受けるのが困難なレベルの読解力では、今後一体どんなスキルを身につけることができるでしょうか?

 

ゲームやホームページを作るプログラマーになりたいと思えば、ある程度の数学の知識、英語の知識、パソコン操作の知識は必須です。

プログラミングのスキルを身につける以前に、数学も英語もパソコン操作もわからないかったら、まずそこの勉強から始めないといけない。かなり遠回りすぎますよね。

 

だから学校教育で学んでおくんだと思います。

「将来数学なんて使うの?」「英語なんてわからなくてもいい。海外で住むわけでもないし」という学生がたまにいますが。

そう思って勉強しなかった時点で、将来身につけるスキルや職業の幅が狭くなるんです。

もしくは、いざ必要になった時に、「学生時代に勉強しておけば、もっと速く身につけられたのに」ってなるんですね。

 

将来の選択肢の幅を広くするため。

まだ将来やりたいことが決まっていない人は、学校の勉強は手を抜かずにやっておいて損はないと思いますよ。

 

解決策②活字を読む

様々なスキルを習得する基礎(地頭)ができるためには勉強も大事ですが

「活字を読む習慣を付ける」ことがさらに良いと思います。

 

本を1冊くらい読むのが苦でないレベルまでいけば、語彙だけでなく、読み切る忍耐力、集中力も身についていると思います。

この集中力っていうのも結構大事かなと思っていて。

ゲームなどに熱中する集中力もありますが、それはゲームが与えてくれる条件によって自分がプレイするという、受動的な行動なんですよね。

 

人によっては、本は別にゲームほど楽しくはないし。

映像や音声など様々な刺激のあるゲームと違って、本は文章しかない。

その本に集中することができれば、勉強やスキル習得ときの集中力にも応用できると思います。

 

まとめ

問題文を読めなくても死にはしませんが。

これまで述べてきたように、問題文を読めないっていうことは、様々なスキルを身につけるためのある程度の基礎である知識、教養、読解力、判断力、思考力、情報収集力、取捨選択能力のレベルが低いってことです。

間違いなく人生の選択肢の幅を狭めます。

 

それは嫌だなって思う人は、勉強をしたり、活字を読んだりしてみてください。

スキルを身につけるだけでなく、様々なモノを生み出していくためにも、やはり「知識量」とその「使い方」は絶対に必要です。

勉強や本を読む意義は間違いなくあると思いますので、今からでも始めて見てください。

 

けい
けい

オススメの参考書籍です

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